≪日本記録賞≫

大物対象魚及び特別大物対象魚の各魚種（日本記録賞の対象魚は後述）について、前年度までの連盟記録を更新した会員には日本記録賞と認定書を贈る。このうち、その年度の最長寸魚申請者には日本新記録賞を贈る。但し、日本記録実寸確認委員の確認書と当該魚の魚拓（寸法は記入しない）及び連盟指定のスケールを対象魚の腹部に添えた、当該魚の寸法が明確に写され、且つ頭を左にして（カレイなどは頭が右でも可）真上から写した写真を添付しなければ、記録更新魚としては公認しない。（マコガレイ及びマガレイについては無眼側の写真も必要）上記の条件を満たしていないものについては参考記録とする。日本記録については連盟常任理事会（本部役員会）において提示され、日本記録承認の手続きを経たものを公認とする。

≪日本記録魚申請の方法≫

1. 日本記録を釣られた会員は魚拓を複数枚（2枚以上）採ること。そのうちの最長寸のものを申請書（日本記録実寸確認書、日本記録魚申請書、大物申請書、特別大物申請書、またはスーパーランク申請書）と共に自身の所属する協会に提出すること。残りの魚拓は協会または当人用として保管すること。
2. 協会の大物担当者は十分な精査の上、先に日本記録の承認作業があることを連盟大物部まで報告すること。
3. 日本記録申請の受付は大物部とする。郵送する場合は、書留などの配達記録の残る方法とすること。尚、郵送中の事故は本部大物部では責任を負いません。

≪日本記録魚承認の方法≫

1. 連盟常任理事会（本部役員会）に於いて申請書（日本記録実寸確認書、日本記録魚申請書、大物申請書、特別大物申請書、またはスーパーランク申請書）を出席者が確認できるよう、回覧します。
2. 日本記録申請の魚拓を会議室の前面掲示板に掲示します。
3. 申請魚拓の検寸は大物部長（代理可）の指名した複数名（日本記録実寸確認委員2名程度）が連盟指定のスケールを用いておこないます。用紙に皴があれば可能な限り伸ばし最も長い寸法を採択します。
4. 申請魚拓の検寸は申請協会の責任者（代理可）立会いのもとでおこないます。
5. 大物部長（代理可）は別に定める基準寸法内であることを確認し申請協会の責任者（代理可）の了解を得て確定寸法を発表します。
6. 確定寸法の記入（魚拓）は本部大物部長（代理可）がおこないます。
7. 上記1.〜6.作業終了後、議長が連盟常任理事会（本部役員会）の同意を得るものとします。
8. 連盟常任理事会（本部役員会）終了後30日以内に申請があった場合に限り大物部長の所属する協会の会（理事会、審査会等）に於いて所定の手続きの基承認することができます。尚、ここで承認された魚拓は連盟常任理事会でも披露しなければいけません。但し、再測はおこないません。

注・所定の手続には、会を招集する協会長および協会の大物部長の立会いを含みます。

≪日本記録魚拓管理≫

• 日本記録として承認された魚拓の管理は本部大物部長がおこなうが保管する魚拓が　自然災害（火災を含む）などにより被害に遭った場合、その責任は負わない。
• 日本記録として承認された魚拓は、記念事業に使用するため、返却はおこなわない。
• 日本記録として承認された魚拓は、適正管理のためすべてラミネート処理を施す。
• 管理者以外の利用（記念事業）に於いて連盟内部部署に貸し出す場合、魚拓の詳細を記した文書により、おこなわなければいけない。尚、記念事業によるもの以外の貸し出しには、内部・外部とも一切応じない。
• 日本記録として管理する魚拓の保管状況は毎年の事業報告書に記載する。
• 管理者が交代するときは、日本記録の魚拓についても引継報告書により引継ぎをおこない、直近の連盟会議で報告する。

≪日本記録実寸確認委員≫

1. 日本記録実寸確認委員の任命は各協会からの申請による。
2. 会員から日本記録実寸確認の要請のあった場合、連盟指定のスケールを用いて別図に　示すような方法で当該魚の寸法を測る。
3. 測定した寸法（実寸）は連盟が発行する実寸確認書に記入し署名、捺印の上釣った会員の所属する協会大物事務局宛に速やかに提出すること。